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2018.9.28
「世界中のPLAYを集めたデパート」、このショップを一言でいうとこうなります。では、デパートとはそもそも何であるか?デパートは、デパートメント・ストアの略で、日本語訳では百貨店。沢山(百)の雑貨(貨)を扱う店、といったとこでしょう。ウィキペディアによると「百貨店(ひゃっかてん)は、単一の企業が複数の分野の専門店を統一的に運営し、それら専門店を面積が広い大規模な店舗に集約し多種類の商品を展示陳列して販売する小売店のこと」。経済産業省の規定になると「衣・食・住の商品群の販売額がいずれも10%以上70%未満の範囲内にあると同時に、従業者が常時50人以上おり、かつ売り場面積の50%以上において対面販売を行う業態」のことを百貨店というそうです。
PLAYという人間の根源的な行動原理であり、文化をも生み出すこの<行為>をもう一度見直し、世界中のPLAYを一堂に会すことによって、それは夢の様な<体験>の宝物の場所となるに違いない
そして本来PLAYとは、年齢や国境や言語やカルチャーやそんな壁々を軽く超えてしまうもの。フランスの名門ボードゲーム出版社Gigamic(ギガミック)社は、例えば3〜99歳が対象年齢と設定していて、世界中のゲーム・クリエイターと共に様々なベストセラー・ゲームを生み出しているが、そのコンセプトは一貫しています。
日本の5歳の少年が、米テネシー州の83歳のおじぃちゃんに初めて会ってすぐ出来てずっとPLAYできるゲーム
こんな例えでギガミック社は彼らのゲーム出版の方針を説明しています。つまり、言葉が通じなくても遊べるほどルールがシンプルで、年齢差も関係なく楽しめて、文化の違いを超えて面白さを共有できるゲーム性の奥行きを持ち、好戦的なものではなくゲームの後に必ず何かが築かれるもの。
我々がセレクトするブランドや商品は、作り手も違えば、国も違うし、目的や対象年齢も違う。しかしそのどれもが、人間を本質的に成長させるPLAYであり、普遍的な意味を持つPLAYなのです。そんな様々なPLAYをセレクトしたこのショップを、私たちは百貨店(デパート)と位置付けてみました。デパートは、キラキラしワクワクする場所で、消費をするだけの場所ではなかったはずです。ここで出会ったモノたちが、皆さんの中の何かと融合し、化学変化を起こして昇華してコトとなっていく。そんなショップでありたいと思っています。
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